出土品

2010/10/10
新宿捕獲品続きます。
うっかり嵌ったローマングラス。これも今回のお目当てでした。

romangulasse2 (2)

んで、なるべく元の形が想像できるようなカケラを探しました。

romangulasse2 (3)

いいっす~vv花瓶でしょうか、香水瓶?

romangulasse2 (4)

カップの持ち手?それとも装飾部分?

romangulasse2 (5)

底がしっかり残っています。しかも全面見事な遊色です。

romangulasse2 (7)

これはほんとにカケラですが、その欠け口すらギラギラと七色の光りが瞬きます。

長い長い時間。元々の持ち主、作り手はどんな人だったんだろう。どんな世界だったんだろう。
今、こうして私の手元にあることを知ったらどんなふうに思うだろう。

新聞の書評で大好きな小説が紹介されてました。
J・P・ホーガンの「星を継ぐもの」という一応「こてこてハードサイエンス系SF」ということになってますが、いやこれがもう泣ける話でねぇ。
何となくそのラスト、アレがアノ場所で発見されるという逸話が、この「出土品」に何となくつながるロマンを感じるわけでして。
読んだのは年齢が半分以上前ですが、ラストは「うっわ~!!!!(>_<)」涙ー!でした。
あ、普通は一応女性が涙するような話ではないんだと思いますが、すみません「男の子成分」が多いらしくて(^^ゞ

文系SFファンというのはこういう話に余り良い評価を出しません。
ファンの中でもいろいろ格付けのような物があるんですよね;どこの世界でも同じようなものですが。
ハードSFやヒロイック系を好む人がディックやヴォネガットを好きな人より露骨に下に見られるというのは、なんとも傍から見れば笑っちゃうんですが。
パワストが下で原石が上、みたいなもんですね;何かを卑下しないと自己を保てないって悲しくないですかね?
もちろん好き嫌いはありますよね。私もヒロイック系ファンタジーは苦手です。でもディックが面白いと感じたことはほとんど無かった。それをふふんと鼻で笑って「わかってないね・・・」というのがいいらしいです(笑)
ディックというと「ブレードランナー」始め何作かがアメリカでなぜか「アクションSF」系となって公開されてます。ああいうんだと思って読むと全然違いますからご注意。もちろんあの世界がたまらなく好き!というファンが多いから評価もされているのでディックを好きな人を悪く言うつもりはないです。でもそれが人として優れているような錯覚は勘弁していただきたいです。
そういえば、ヒットした映画で「マトリックス」ってありましたね。CMはすごかったですが映画本編にそれ以上のシーンが無かった;;;主人公も余り好みでなかったので、結局退屈でした。しかも神林長平の小説に非常に似ていましたね。さりげなく盗作まがいをヒットさせるのは、あの国のお家芸なのでやったもん勝ちで仕方ないのですが(とはいっても日本のヒット作は英米SFを読んできた人達のそれが元になっていることも事実なのでしかたないかな;)
てか先行投資の嫌いな日本の国民性もありますね。先にアメリカがやってヒットすればSFもOKになるけど、昔漫画ではSFという題材はタブーでした。ごく一部の超人気作家以外は描かせてもらえない分野でした。今は漫画でもアニメもこれだけ認められているように見えても、おもちゃやゲームといった産業に寄与しているからでそれがなかったら企画は通りません。あとはごく一部の「そのためならいくらでも浪費できる」人達が支えているだけのこと。一般的にヒットするのは結局ジブリなのだから。

romangulasse2 (5) romangulasse2 (1)

ああ、美しき出土品。歴史という時間。変化という自然の力。
スポンサーサイト
comment (4) @ ローマングラス

ローマングラス(欠片;)

2010/09/20
romangulasse (2)

三連休、掃除で終わりましたorz
ようやく撮影できたのはこれだけ;

裏です
romangulasse (3)

でも!
わーい。欲しかったローマングラス、もちろんアフガニスタン。
欠片です。ええ、3センチほどの欠片。
アクセサリーになるとものすごいお値段ですね。でも個人的にはアクセサリーになってしまうと「ロマン度」がものすごく下がります;
発掘品のロマンがものすごく低下します。

romangulasse (4)

透かしてみても遊色(というのかな)が。青い方はちょっとピンぼけになったので無し;
裏も表もそれは見事な色のシャワー。青系と赤系の色が綺麗なものと思って二つ選びました。
鉱物ではないですし、完全に人工のガラスであり「遺物」ですね。
昔、遺跡発掘調査の報告書作りのバイトでツボやら茶碗の復元などもやりましたがガラスは出ませんでしたね。
時代や場所にもよるのでしょうけど。でも縄文から土師器、須恵器までその時代の特徴の形、工法、文字が書かれたものなど面白かったですね。
復元もまるでジグソーパズル。なかなかつながらない欠片がようやく収まった感激、どうしても欠けてしまった部分を石膏で修復する作業など楽しかったですね~

同じガラスでもテクタイトとはまたちょっと違ったローマングラス。
人工と悠久の時のコラボで生まれた変化。美。

romangulasse (8) romangulasse (7) romangulasse (6) romangulasse (5)
comment (2) @ ローマングラス