日記:あの日のこの地

2016/03/13
東北に行ってきました。

ずっと以前から行きたかった場所ながらチャンスがなく、なのにいきなり思い立つように決めて行きました。
この日を狙ったわけではないのですが・・・五年の節目、同じ金曜日。
あの日、職場で体験した揺れの大きさ、時間の長さは今も鮮明に覚えています。東京でもあれだけ揺れたのですよね。

9:30一ノ関着。中尊寺を回ってから昼過ぎに仙台へ。
市内をめぐる前にホテルにチェックインし、その「時」を迎え、黙とうしました。
鐘の音が響く仙台の駅。道行く人も立ち止っているのが見えました。

各地に津波が押し寄せたであろう同じ時間頃の駅の風景。
綺麗な駅とその周辺では見た目すっかり日常が戻っています。
20160311仙台駅
この周辺は津波こそないもののその揺れは甚大だったでしょう。役所そばの公園では追悼の催しが行われていました。

2日目、早めに出発して松島へ。
瑞巌寺では参道が海水に浸かり、いまだ土壌の入れ替えなども行われていました。
海岸そばの飲食店の壁に記された海水の到達位置。
そして、有名なこの「仁王島」はてっぺんまで、流された漁の網やブイなどが絡まってしまった写真がありました。
大変な水位だったことがわかります。景勝地の小島もだいぶ被害を受けたとのことでした。
20160312松島 (1)

観光船内には当時の状況について書かれた掲示が。
船でも地震の大きな揺れがすぐにわかったこと、津波警報で観光客の誘導が大変だったこと。
地元住民だけでなく、観光客もまた多数巻き込まれていたんですよね。

瑞巌寺では本堂が改装中で拝観できず、その間、代わりに政宗の正妻「愛姫」のお墓を見ることが出来ました。
本堂は改装がもうすぐ終了すればいつでも見られますが、こちらは普段は見られないということでかえって良かったかもしれません。


午後、仙台市内の有名どころを回ります。
伊達政宗の菩提寺「瑞鳳殿」の梅の花。ポツリポツリと咲き始めのようです。
20160312瑞鳳殿の梅

ここでも被害写真が展示されていました。なんとも言葉にならない、揺れの破壊力。

仙台城跡地、政宗像を背に、その眼が見渡している風景です。
遥かには水平線。激しい揺れと押し寄せる波をずっと見つめていた像。
20160312仙台城から


あの大河ドラマ「独眼竜政宗」世代であり、「戦国BASARA」ファンであり、さらにハイキュー!もついている(笑)仙台という街。
もちろんそんな「聖地めぐり」的意味合い無しにしても何故か昔から訪れたかった地でした。
バスに乗っていると自然と浮かんでくるフレーズが「青葉城恋歌」ってあたりはもう昭和の極みですが。
東京でいえば丸の内・銀座・渋谷・新宿・池袋をキュッとまとめて整頓したような、なのにどこかゆったりとして清潔で優しさを感じる街。そんな印象でした。
もちろん、どんなところにも住んでみないとわからないあれこれはあるのでしょうが、東京以外だったらここに住みたい。
思っていた以上に好きになった街です。
仙台市体育館と、日向が谷地ちゃん引っ張って走った歩道見たかった!(おい)


「牛タン」ですが。
一応有名店「R」に行きましたけど、駅ビルの店舗だったからかもしれませんが料理も店自体も「こんなものなのかな」
普通の駅ナカの定食チェーン店のイメージ。調理人はあまりに国際色豊か(それが悪いわけではないですが、人件費のためとしか思えないような状況)私に来たものと娘のではタンの固さがだいぶ違う;有名なので当然行列。4~5人家族はバラバラの席に通されていました。狭い店内でせわしなく食べて退散。別の店舗だともっと落ちつけたんでしょうか。
2日目は旅行代理店でクーポンをもらったお店に。
こっちの方が、私たちとしては店の雰囲気、接客、味、値段、すべて良かったです。タンのお寿司、追加しておけばよかった!
牛タン屋というより、牛タン推しの居酒屋。食器も安っぽくなくてメニューもいろいろでした。クーポンなしでも高くはなかったです。むしろクーポンでこんなに安くてごめんなさい。
「べこ政宗」さん。非力ながら宣伝しておきます。

そして今回も思ったこと。
うん、東京の人の多さってやっぱり異常なんですね。
中尊寺では「・・・ここ、世界遺産だよね?人がいないんだけど・・・」
松島では「・・・日本三景だよね?今日土曜日だよね?近所の商店街より人がいないんだけど・・・」
市内のバスも終始スムーズで渋滞など全くなし。
一ノ関から仙台へ移動する新幹線は自由席券を買って乗りましたが半分も埋まってない(ミク色の新型車両に乗れました。自由席なのに快適なシートでした)仙台からの帰りの新幹線も空いてました。東海道から比べると乗車率はかなり低め?
でも逆に言えば行きやすいということで。ちょっと思い立って日帰りでもいけるんだな。
一人旅らしい(出張の人もいるのでしょうが)女性の姿もありました。

また仙台に行きたい。
というより、ああ、仙台に住んでみたい。
そんな風に思う週末でした。
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