方解石:「誰も知らない」

2017/02/10
ルーマニアのカルサイトです。
最初見たときはヘマタイトの「アイアンローズ」かと思って手に取りました。
その色はブーランジェ鉱のインクルとのこと。

カルサイト_ルーマニア3

砂漠の薔薇っぽいですよね。
カルサイト_ルーマニア2

つやのある漆黒の薔薇。コサージュみたい。
カルサイト_ルーマニア1

Calcite 方解石(ほうかいせき)
Herja Mine Baia Mare,Romania


前回の水晶には拍手コメントでうれしいお言葉をいただき感激。
人は人、自分は自分といいつつも、自分の好きなものに同意を戴けたときは素直に嬉しい。
特に私はあまり多数派とは言えないみたいなので「観ていてくださる方はいるんだなぁ」としみじみ・・・
ありがとうございました。


このカルサイト。
どうしても頭に浮かぶはシンゴジラ。
遅れて購入したサントラを何度もリフレイン。
私はエヴァを真面目には観ていないので、例の「でんっでんっでんっっでんっドンドン♪」もゴジラの曲として楽しめてます。
映画の終曲や「在来線無人爆弾」で使われた昔の楽曲も心躍ります。
意外にもエンドロールの最後の曲がとても好きだったりします(暗くて派手な曲が好きなんですよ!)
とはいえ、やはり、秀逸なのは「Who will know」であることは多くの人が認めるでしょう。

曲の解釈としては普通に考えればあの大惨事で命を落としたたくさんの一般人の、決して物語の表には出ない悲劇。
その死の瞬間を誰に知られることもなく、その苦しみが浄化されることはないかもしれない。
「誰が知るだろうか」
ならばむしろ私は「誰も知らない」とこのタイトルを訳したい。

けれどあるブログでゴジラ視点の解釈が語られていて「人ならざるもの」に感情移入するものとして涙するしかなかった。
海の底で誰にも知られず平和に生きていたかったよねゴジラ。
こんなところに追い立てられて攻撃されて苦しくて・・・そんな風になりたくなかったよね。
そんなゴジラの心情など「誰が知るだろう」

誰も知らない

誰も知ることなく物語は終わったのだ。


「君の名は。」や「この世界の片隅に」とはベクトルの違う、「誰も知らない」悲しい物語。
そっちに惹かれてしまう哀れな人間です。

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